いつまでかかる?任意整理にかかる期間と手続きの流れ | 任意整理とは | 債務整理の相談は大阪、名古屋、東京、福岡、広島、岡山、仙台に事務所がある司法書士法人杉山事務所

いつまでかかる?任意整理にかかる期間と手続きの流れ

借金返済に苦労している方のための救済措置として、「債務整理」があります。とくに、すぐ借金問題を解決したいという人におすすめなのが、比較的短期間で手続きが完了する「任意整理」でしょう。任意整理を開始してから最終的な和解に至るまで、どのくらい期間を要し、また、どのようなスケジュールで進めればいいのかを見てみましょう。

苦しい借金返済はいつまでしなくちゃいけない?

任意整理をするにあたって、今の借金返済はいつまで続けなくてはいけないのかが気になる人も多いでしょう。
すでに厳しい催促を受けている人、毎回の返済のためにまともな生活もままならず、少しでも早く解決させたいと願う人からすると、いくら借金が整理できるからといって、悠長に待ってもいられませんよね。

実は、任意整理をおこなうとすぐに借金返済はストップするのです。
専門家に任意整理の依頼をすると、すぐに貸金業者へ「専門家が代理人となり任意整理をおこなう」と連絡を入れます。そうすると、その後一切のやり取りが専門家を窓口としておこなわれるようになり、貸金業者は債務者へ直接の連絡ができなくなります。
“任意整理をする”とは、借金を見直して返済できる形に整理をした上で返済するという意味です。そのため、任意整理が完了するまでは、その借金の返済をおこなう必要がなくなります。

それまで借金の返済に頭を悩ませ、毎日つらい生活をしていた債務者にとって、一時的にでも借金返済がストップするのはとてもありがたいことでしょう。任意整理が完了すればまた返済が始まるのですが、任意整理後は無理のない範囲での返済となりますし、それまでに生活の立て直しをしておけば、今までのように借金返済が生活を圧迫する事態に陥らずに済みます。

任意整理の流れと期間

具体的にどのように任意整理を進めていけばいいのか、手続きの流れをご説明します。基本的な対応はすべて専門家がおこなってくれますので、自分がすべきことは必要書類の準備や事務所訪問以外、ほとんどありません。

(1)無料相談など、依頼前に一度相談する

まずは自分の借金の状況を専門家に相談しましょう。すぐに契約をするのではなく、まずは無料相談などを利用し、複数の事務所を訪れてみることをおすすめします。
自分に一番合った手段は何なのかを判断するためにも、複数の見解を聞くのは重要ですし、相性のいい担当者、信頼できそうな事務所、依頼料の相場を知るためにも1つの事務所で決めてしまうよりも、複数の事務所で相談をする方が安心でしょう。
杉山事務所では、任意整理についてのご相談料は無料ですのでお気軽にご相談ください。

(2)依頼する専門家に「受任通知」を送付してもらう

依頼する事務所が決まったら、借金を整理したい貸金業者へ「受任通知」を送ってもらいます。これを送る事で貸金業者からの取り立てはストップします。
ここからの作業は、基本的にすべて専門家が代行してくれます。

(3)「取引履歴の開示請求」をおこなう

貸金業者との全ての取引履歴を取り寄せるための開示請求をおこないます。
この取引履歴をもとに、利息制限法に基づく引き直し計算をして、過払い金が発生していないか、法的に支払う必要のある借金額はいくらなのかを算出します。過払い金が発生していたら借金返済に充当できます。

(4)返済計画の交渉をおこなう

算出された正当な借金額から、貸金業者と今後の返済計画についての交渉を開始します。
自分が借りた借金元金を減らすことはできませんが、多くの場合、任意整理後の利息の発生がなくなったり、遅延損害金を免除してもらうことができます。

(5)和解契約書の締結

貸金業者と債務者との間で合意が取れれば、和解契約書を締結します。これによって任意整理完了となり、借金の返済が再開されます。

手続き開始から完了までの期間は3ヶ月~半年間

以上の流れを、だいたい3ヶ月~半年の期間でおこないます。
一番時間がかかるのは、やはり貸金業者との交渉でしょう。貸金業者としては、少しでも多くの金額を返済してもらいたいと思うので、こちらの条件をすんなりと受け入れてくれることはあまりありません。それでも、個人再生や自己破産といった債務整理手続きをおこなわれてしまうよりは、任意整理の方がいいと考える貸金業者は多いので、債務者が本当に返済できない状況だと伝われば、多少の妥協はしてくれるはずです。

任意整理中は、専門家から提出書類についての連絡や途中報告などが数回入ります。
事務所へ行くのは多くても、①無料相談時、②任意整理の依頼のための契約時、③必要書類の提出時、④貸金業者との和解が決定した後の事務手続き時、の4回でしょう。③の必要書類の提出は郵送でもできるほか、②の契約時に済ますこともできますので、これ以下の回数ですむ場合もあります。
また、貸金業者との交渉も専門家が全ておこなってくれますので、自分で交渉の場に行く必要もありません。仕事や家庭の都合で自由に時間を作れない方でも、安心して任意整理をおこなえます。

任意整理に必要な書類

任意整理をするにあたり、必要となる書類にはどのようなものがあるでしょうか。スムーズに手続きを進めるために、事前に準備できるものは揃えておくようにしましょう。

・貸金業者との契約書やキャッシングカード・クレジットカード

任意整理をおこないたい貸金業者の分だけ必要になりますので、漏れのないようにしましょう。依頼時に持って行けば、すぐその場で貸金業者に、債務者本人に連絡をしないようにと連絡をとってもらえる場合もあります。

・預金通帳

使用している金融機関の預金通帳を持って行きます。通帳記帳をきちんとしていない場合には取引履歴の詳細が分からないので、金融機関へおこなって過去の取引履歴を発行してもらわなくてはいけません。

・住民票

本籍記載のものを準備しましょう。

・源泉徴収票、確定申告書

収入が分かる書類が必要になります。課税証明書でも大丈夫な場合もあります。

・源泉徴収票、確定申告書

シャチハタではない印鑑が必要です。契約時に署名・捺印をしますので忘れずに持って行きましょう。

任意整理から完済までの期間はどのくらい?

任意整理が完了したら、借金返済が再開されるわけですが、だいたいどのくらいの期間で完済することになるのでしょうか。

一般的に、36回払い(3年間)での分割払いが原則となっているため、和解交渉も36回払いでおこないます。あまりにも借金が多額な場合には60回払い(5年間)で交渉をおこなうケースもあるようですが、基本的には3年間で返済完了するものと覚えておくといいでしょう。

借金返済のほかに依頼料の支払いも発生する

1つ重要なポイントがあります。任意整理を専門家に依頼することで、報酬の支払いが発生することになります。
専門家は債務者の状況をよく理解しているので、無理のないような支払方法を提示してくれるとは思いますが、借金返済と生活費だけで手いっぱいになってしまい、依頼料を支払えずに催促されてしまうのでは意味がありません。

多くの事務所では依頼料の後払い・分割払いが可能となっていますので、相談時に支払方法についても確認した方がいいでしょう。杉山事務所では、費用の分割払いに対応しておりますので、無料相談にてご相談ください。
すぐにお金が必要になるわけではありませんが、借金返済と同時に報酬の支払いをおこなわなければならないため、そのことを頭に入れて返済計画を立てなくてはいけないと覚えておきましょう。